お役立ち情報
2024.01.15

商工会議所会員向け「サイバー保険制度」の創設について

 

商工会議所では、会員事業所の経営リスクの担保および従業員の方の福利厚生の充実を目的に、低廉な保険料で加入できる様々な保険制度を取り揃えています。日本商工会議所が包括加入者となって損害保険会社と契約し、全国各地の商工会議所と連携しながら運営していることから、商工会議所会員は団体割引が適用されます。

商工会議所保険制度の1つである「情報漏えい賠償責任保険制度~サイバーリスク補償型」は、加入者が外部からのサイバー攻撃(不正アクセス、ウイルス等)、過失(セキュリティ設定ミス、廃棄ミス、単純ミス)、委託先(委託先での情報漏えい)、内部犯罪(従業員、派遣社員、アルバイト等)などによる情報の漏えいの結果、または情報漏えいのおそれが生じた場合に被った経済的損害に対して保険金を支払うものです。

 

この度、現行制度である「情報漏えい賠償責任保険制度」は2024年3月1日保険始期より、新たな「サイバー保険制度」へ移行されることになりました

昨今のサイバー攻撃の激化や攻撃手段の複雑化を鑑み、損害保険各社では、セキュリティー関連サービスをはじめとした、各社個別の補償内容・関連サービスの充実に迅速に対応しています。商工会議所としても、現行制度ではカバーしきれない範囲をなくし、より良い補償内容やサービスを提供できるよう、各社個別保険に団体割引を適用した新「サイバー保険制度」の取り扱いを開始する運びとなりました。

デジタル化・DX推進の機運が高まっている今日において、中小企業における情報取り扱い、情報漏えいリスクへの対応の重要性が一層高まっています。商工会議所の保険制度をぜひご活用ください。詳細につきましては、下記リンク先および保険各社のパンフレットをご覧ください。

 

【日本商工会議所HP/「サイバー保険制度」の創設および「情報漏えい賠償責任保険制度」からの移行について】
https://www.ishigakiservice.jp/compromise